原文は英語で、これはその翻訳です。

自由ソフトウェアと教育

自由ソフトウェアは教育にどう関係するか?

ソフトウェアの自由は教育において基本的な役割りをはたします。あらゆる過程の教育機関は自由ソフトウェアを用いて教育をすべきです。なぜなら、人間の知識を広めたり、社会にとってよい一員となる学生を育てたり、といった教育機関がなすべき任務は、自由ソフトウェアによってのみ実現できるからです。自由ソフトウェアのソースコードや手法は、人間の知識の一部です。反対に、プロプライエタリなソフトウェアは秘密的で制限された知識であり、教育機関の任務とは正反対のものです。自由ソフトウェアは教育を支援しますが、プロプライエタリなソフトウェアは教育を制限します。

自由ソフトウェアはただの技術的な問題ではありません。倫理的であり社会的であり、また政治的な問題です。ソフトウェアのユーザが本来持っている人権の問題です。自由と協力は自由ソフトウェアの本質的な価値です。GNUシステムはこうした価値と共有の原則を実現します。なぜなら、共有は人間の進歩にとってとても有益だからです。

さらに知りたければ、自由ソフトウェアの定義なぜソフトウェアはfreeであるべきか(自由の意)の記事も読んでください。

基礎

GNUプロジェクトは、自由オペレーティングシステム:GNUオペレーティングシステム、を開発するために、リチャード・ストールマンによって1983年に発足しました。その結果、今ではだれもが自由にコンピュータを利用することができるようになりました。

この6分のビデオの中で、リチャード・ストールマンが自由ソフトウェアの原則について要点を説明し、この原則が教育とどのように関係するのかを説明しています。

ダウンロードしてビデオをみる。 (Ogg Theora (ogv) 自由フォーマット) このビデオの音声テキストは、英語スペイン語その他の言語で読むことができます。 SubRipの字幕ファイルを英語スペイン語その他の言語でダウンロードもできます。

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