1 00:00:00,000 --> 00:00:02,000 コンピュータ! 2 00:00:02,000 --> 00:00:05,999 手に取った時から愛用している 3 00:00:06,000 --> 00:00:08,999 コンピュータ時代の始めの頃 4 00:00:09,000 --> 00:00:10,999 1980年代 5 00:00:11,000 --> 00:00:13,999 様々なコンピュータを所有して 6 00:00:14,000 --> 00:00:16,999 色々な意見を伝えたり、周知を行ったりして 7 00:00:17,000 --> 00:00:23,999 そして今はコンピュータの自由ソフトウェアに興味がある。 8 00:00:24,000 --> 00:00:25,999 様々な人が自由ソフトウェアが何なのか良く分かってないみたいなので、 9 00:00:26,000 --> 00:00:27,999 それをはっきりしたい。 10 00:00:28,000 --> 00:00:30,999 それに今は自由ソフトウェアにとって御祝いの時なので、 11 00:00:31,000 --> 00:00:33,999 その祝いを皆様に味わってもらいたい。 12 00:00:34,000 --> 00:00:35,999 その上で自由ソフトウェアの未来も見守って頂きたい。 13 00:00:37,000 --> 00:00:38,999 もし貴方の家の 14 00:00:39,000 --> 00:00:40,999 配管が有れば 15 00:00:41,000 --> 00:00:42,999 貴方はそれを理解していないかもしれない 16 00:00:43,000 --> 00:00:44,999 しかし貴方の友達がそれを理解していたら、 17 00:00:45,000 --> 00:00:46,999 その人がパイプやコック 18 00:00:47,000 --> 00:00:50,999 また、バルブをどのように応用したら良いか教えてもらえる。 19 00:00:51,000 --> 00:00:52,999 それをする事で貴方は法律を破る訳ではないでしょ? 20 00:00:53,000 --> 00:00:54,999 それは家も配管も貴方の物だからだ 21 00:00:55,000 --> 00:00:56,999 しかし同じ事をコンピュータでは出来ない。 22 00:00:57,000 --> 00:00:59,999 オペレーティング・システムを変えたりは出来ない 23 00:01:00,000 --> 00:01:06,999 オペレーティング・システムについての新しい考えを 他の人と共有する事も出来ない。 25 00:01:07,000 --> 00:01:11,999 それは二つの最も知られているオペレーティング・システムを作った アップルやマイクロソフトが 26 00:01:12,000 --> 00:01:14,999 作ったものがかれらの物だという事を強く強調していて、 27 00:01:15,000 --> 00:01:17,999 そしてだれも関わる事は出来ない。 28 00:01:18,000 --> 00:01:19,999 それは貴方にとって普通かもしれない。 29 00:01:20,000 --> 00:01:21,999 それでよいのでは? 30 00:01:22,000 --> 00:01:23,999 でもなぜ自分のやりたい事ができないのだろう。 31 00:01:24,000 --> 00:01:31,999 そしてなぜコミュニティが変更し、改善し、共有できないのか? 32 00:01:32,000 --> 00:01:33,999 いったい、科学はそのように出来ているではないか。 33 00:01:34,000 --> 00:01:35,999 知識は自由。 34 00:01:36,000 --> 00:01:37,999 そして本当の科学では、全ての知識が共有されている。 35 00:01:38,000 --> 00:01:39,999 もしそうでなければ、それは科学ではない。 36 00:01:40,000 --> 00:01:42,999 それは暴政である。 37 00:01:43,000 --> 00:01:44,999 そしてこれが全ての原点だ 38 00:01:45,000 --> 00:01:46,999 リチャード・スートルマンという人が 39 00:01:47,000 --> 00:01:49,999 25年前に 40 00:01:50,000 --> 00:01:53,999 完全に新しいオペレーテイング・システムを一から書いた。 41 00:01:54,000 --> 00:01:59,999 かれはそれをグヌー(GNU)と呼び、GNUは"GNUはUnixではない"の略である。 42 00:02:00,000 --> 00:02:01,999 それはUnixではないからだ 43 00:02:02,000 --> 00:02:04,999 Unixとの共通点は多数あるが、 44 00:02:05,000 --> 00:02:10,999 しかし全てのモジュールや細かいコード等が全て 45 00:02:11,000 --> 00:02:13,999 (たくさんのプラットフォームで動くので、実に膨大な量のコードが) 46 00:02:14,000 --> 00:02:19,999 コミュニティにより実施され、"そこらへんの"コードを書く人によって、実施されている。 47 00:02:20,000 --> 00:02:25,999 そして、そうした人はGNUコミュニティに歓迎され、ソフトウェアを改良する手助けをするのだ。 48 00:02:26,000 --> 00:02:31,999 そしてすべてのディストロとよばれるGNUのディストリビューションは 49 00:02:32,000 --> 00:02:34,999 テストされ、改良されている 50 00:02:35,000 --> 00:02:39,999 完璧なオペレーティング・システムを造ることを唯一の目的とする人々によって。 51 00:02:40,000 --> 00:02:45,999 そして、たくさんのさまざまなプラットフォームで使うことができ、 多くにユーザに使われる。 52 00:02:47,000 --> 00:02:53,999 そしてオペレーティング・システムのベースとなるカーネルが必要なった時 53 00:02:55,000 --> 00:02:56,999 リーナス・トーバルズという人が 54 00:02:57,000 --> 00:02:58,999 カーネルを書き、それはかれの名にちなんでLinuxと名付けられた。 55 00:03:00,000 --> 00:03:01,999 Linux (ライナックス) 56 00:03:03,000 --> 00:03:04,999 リナックスと発音される場合もある 57 00:03:07,000 --> 00:03:08,999 リナックスがGNUのOSの中で使われている。 58 00:03:11,000 --> 00:03:12,999 そしてわたしが此処に居るのは 59 00:03:14,000 --> 00:03:19,999 GNUとリナックスが自由ソフトウェア・コミュニティの柱であると 思い出させるためです。 60 00:03:20,000 --> 00:03:21,999 これが重要な部分であると考え、 61 00:03:24,000 --> 00:03:25,999 ソフトウェアが自由であるべきだと考える人。 62 00:03:26,000 --> 00:03:27,999 そして、コミュニティのユーザがそれを適応させ、 63 00:03:28,000 --> 00:03:35,999 変更して、改良して、そういった改良を広めることが許されると考える人。 64 00:03:36,000 --> 00:03:37,999 そう、科学のように。 65 00:03:38,000 --> 00:03:39,999 それが、基本的に言われていることです。 66 00:03:40,000 --> 00:03:42,999 善き科学者が全てを共有し、、すべての知識がオープンで自由であるのと同じく、 67 00:03:43,000 --> 00:03:44,999 それをオペレーティング・システムもそうであるべきだ。 68 00:03:46,000 --> 00:03:47,999 だから、貴方がGNUの支持者であれば、 69 00:03:48,000 --> 00:03:50,999 Linuxやフリーソフトウェアファウンデーションをサポートしたいと思っているのなら 70 00:03:52,000 --> 00:03:55,999 貴方は"僕に何かできる事があるのか?"と考えているかもしれない 71 00:03:56,000 --> 00:04:00,999 一番簡単に出来る事は単にGNU/Linuxオペレーティング・システムを貴方のコンピュータで使う事だ 72 00:04:01,000 --> 00:04:02,999 貴方が思っているより余程簡単だ 73 00:04:03,000 --> 00:04:06,999 gnu.orgをアクセスしたらきっと適切なオペレーティング・システムに出会えるだろう 74 00:04:07,000 --> 00:04:09,999 もし貴方がグラフィカルユーザインタフェースを好むなら 75 00:04:10,000 --> 00:04:13,999 gNewSenseみたいなものがよいかもしれない 76 00:04:14,000 --> 00:04:16,999 gnu.org に載ってます。 77 00:04:17,000 --> 00:04:18,999 もしくは、もし貴方がコンピュータが好きなら 78 00:04:19,000 --> 00:04:20,999 プログラミングをしたいかもしれない 79 00:04:21,000 --> 00:04:22,999 貴方は自由ソフトウェアプロジェクトに貢献したいかもしれない 80 00:04:23,000 --> 00:04:25,999 そうやってGNUやLinuxは出来ているのです。 80 00:04:26,000 --> 00:04:27,999 どんな方法でも良い 81 00:04:28,000 --> 00:04:29,999 ぜひ貴方も御一緒に 82 00:04:30,000 --> 00:04:32,999 祝いましょう。 83 00:04:33,000 --> 00:04:34,999 GNUの25歳の誕生日パーティー 84 00:04:38,000 --> 00:04:39,999 それを今すぐしちゃいましょう。 85 00:04:40,000 --> 00:04:41,999 誕生日おめでとう、GNU! 86 00:04:42,000 --> 00:04:43,999 25歳 87 00:04:44,000 --> 00:04:45,999 未来のオペレーティング・システム 88 00:04:53,000 --> 00:04:54,999 自由 (freefom)! 89 00:04:55,000 --> 00:04:56,999 チョコレートでよろしい。 90 00:04:57,000 --> 00:04:58,999 世界一美味しいオペレーティング・システム... 91 00:05:49,000 --> 00:05:50,999 そして全てが自由。 92 00:05:49,000 --> 00:05:50,999 字幕: グレゴリー・マックスウェル (英語版)